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ダイヤモンドにしか付かない鑑定書

2016年11月9日

遺骨ダイヤモンド クリアダイヤモンドのジュエリーを購入する際に、よく耳にする「このダイヤモンドは鑑定書付きです」という言葉。また、よく似ている言葉で「鑑別書付きです」というワードも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「鑑別書」と「鑑定書」、たった一つ漢字が違うだけの言葉ですが、この二つの言葉の持つ意味は全く異なるものだと、ちゃんとご存知の方はどれだけいらっしゃるでしょうか。

 

まず、鑑別書はダイヤモンドを含むどんな宝石や鉱物でも作成することが可能です。極端な例を挙げれば、道端に落ちている小石にも鑑別書を作ることは可能なんです。そもそも鑑別書とは、宝石や鉱物のサイズや形状、これがどんな素材からできているのかなど、科学的検査を行った結果などが記載された報告書のようなものです。したがって、その宝石の価値や品質を評価したものではないということを、しっかりと認識しておかなければいけません。

 

一方、鑑定書は別名「ダイヤモンド・グレーディング・レポート」といい、ダイヤモンドのカラー、クラリティー、カット、カラットの4C※を鑑定して、そのグレードが記載されたものになります。「ダイヤモンド・グレーディング・レポート」の名前からも分かるように、これはダイヤモンドにしか発行されません。1つのダイヤモンドに対して、1つしか発行されない、ダイヤモンドの価値や評価を表した成績表のようなものです。(※4Cについてはスタッフブログ内の「遺骨からつくるダイヤモンドの評価基準って?」で詳しく説明していますので、ご参照ください)。また、鑑定書はこの鑑定をした鑑定機関が信用できるところかという点が重要になっていきます。国際的に代表的な機関としては、ダイヤモンド取引の絶対的な指標である4Cを考案したGIA(Gemological Institute of America)や、ヨーロッパで高い信頼度を誇るHRD(Hoge Raad voor Diamant)などがあり、日本では、GIAと提携している日本唯一の機関のAGTジェムラボラトリーや、日本最大の鑑定機関の中央宝石研究所などがあります。ダイヤモンドを購入する際には、鑑定書を発行した鑑定機関がどこであるかも大切なポイントです。

 

ライフジェムでは、故人のご遺骨やご遺髪から炭素を抽出してお作りする「メモリアルダイヤモンド」に、GIA認定の鑑定士が鑑定を行った鑑定書をお付けしております。この鑑定書があれば、天然のダイヤモンドと比べても、引けを取らない品質を持つメモリアルダイヤモンドのクオリティを証明することができますのでご安心いただけるかと思います。

ライフジェム鑑定書 サンプル

 

遺骨、遺灰からつくるメモリアルダイヤモンドについて

くわしくはライフジェムジャパンのホームページでご確認ください。

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