家族葬が近年人気な理由
近年、家族葬という葬儀を希望されるご遺族も増えております。
家族葬とは、故人の家族だけで行う葬式のことです。
狭い意味での家族を指し、人数にすると5~10人くらいのイメージでしょう。
一体なぜなのでしょうか?
今回は家族葬が選ばれる理由をご紹介しましょう。
まず、近年のライフスタイルは核家族が一般的となってきました。
それに伴い、葬儀の形態も変化してきました。
そして、自分の大切な家族の最期の時を想い、
また、ご自身の最期をどのように迎えたいかを考えたときに、
「身内だけで故人をしのびたい」「家族だけで心温まる見送りをしたい」
「できる限り費用を抑え、残される家族に負担をかけたくない」
などの要望の高まりから、「家族葬」を考える人が増えています。
この葬儀が人気の理由は、身内が少人数であったり
故人が高齢な為、親しい人があまりいない場合や、
知人もまた高齢で、葬儀に参列できないなどがあります。
ご近所の方々を煩わせたくないというこという方も多いです。
近年は自分の最期を自分で考える、エンディングプランという
生前準備をされる方が多いことも理由のひとつです。
自分の最期の時間は、家族や親しい知人と過ごしたい、
自分の葬儀に高額な費用をかけたくないと考え、生前に葬儀を
予約される方も多くいらっしゃいます。
喪主の方は接客に追われ、いつの間にか葬儀が終わってしまい
故人とゆっくりと別れの時間を過ごすことが出来ないため、
申し訳ない気持ちになるという方も多いので、
家族葬では故人と向き合う時間をとることができる点も
人気の理由のひとつです。