供養も国によっては違います
日本と海外での供養の違いはあります。
今回は国によってどのように、供養が違うのかご紹介します。
まず、一番大きい違いとしては、
火葬と土葬の違いでしょう。
日本では99.9%火葬をおこないます。
これは、かつて日本も土葬を行っていましたが、
土地が狭く、何人もの遺体を同じ場所に埋葬をおこなっていたので、
弊害が起きてしまい、動植物や、近隣に住む住民への疫病が伝染してしまうという事態が起きたために
火葬を行う様になりました。
一方、アメリカでは、
キリスト教徒の多いアメリカ人が多いので今でも火葬より土葬が好まれております
理由としては聖書にある「終末思想」を信じている人が多いからです。
キリスト教にはこの世の終わりに大きな災害が起きた後に、
キリストがこの世の中を復活してくれるといわれております。
この復活の時に火葬によって肉体がなくなってしまっていては復活ができないため、
できるだけ生きていたままの姿で埋葬したいと考えるわけです。
しかし、地域によって葬儀の方法は様々で
ドイツの場合は
カトリックとプロテスタントがおよそ半分半分となっていて、
宗派によって葬儀の方法も違っており
カトリックでは土葬が多く、プロテスタントでは火葬が多くなっています。