ご遺骨を自宅で保管するときの注意点
ご遺骨を納骨せずにご自宅で保管したい方もいらっしゃると思います。
亡くなってもそばにいてほしいという気持ちは誰にでもありますよね。
ご遺骨をご自宅に置いておかれる事で寂しさが和らぎ、
安心感をもてるのであれば納骨を急がれる必要はないのはないでしょうか。
また、お墓のための土地が空いておらず、お墓が決まるまで置いておかれる方も少なくないでしょう。
ご遺骨を自宅で保管する場合は注意すべき点があります。
お骨には独特の臭いがあり、それを不快だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
臭いを防ぐためには骨壺ではなく密封性の高い容器や袋に入れて保存しましょう。
また、ずっと置いておくと湿気によりお骨がカビてしまうこともあります。
密封性の高い入れ物に入れておくと湿気を防ぐこともできます。
乾燥剤や除湿剤を一緒に入れておくとより安心です。
そして保管する場所も考える必要があるでしょう。
地域にもよりますが、全骨が入る骨壷は大変大きいため、
家の中に置くと思ったよりも存在感が出てしまいます。
ご自身だけの場合は特に気にならないかも知れませんが、
人を家に招くさいには、あまり表に出さないようある程度気遣いが必要です。
最近は見た目にも美しい骨壷がたくさんあります。お部屋に合う骨壷を選ばれるのもよいでしょう。
また骨壷を納めることのできる仏壇もあります。
仏壇の後ろ側に専用の空間があり、そちらに骨壷ごと納めることができます。