◯クラリティーとは?
ダイヤモンドを評価する時に4Cという基準を用います。
CUT、CARAT、COLORそしてCLARITYの4つの頭文字を取った物なのですが、前の3つに関しては良く耳にするのでイメージしやすいと思います。
ただクラリティーについてはあまり聞き慣れないですよね。
クラリティーはダイヤモンドの内包物の有無や、大きさ、位置を評価したものです。
それらによってグレードが決まるのですが、グレードが低くなるにつれ勿論輝きも低下していきます。
グレードの判定はダイヤモンドを鑑定士が10倍に拡大検査をする手法が一般的です。
小さい拡大鏡でダイヤモンドを隅々まで鑑定している姿は見かけることがありますね。
あれがクラリティーを鑑定する為のものだったのです。
クラリティーはFL、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3の11段階に分けられます。
FLはFlawlessを略したもので、外内部ともに無欠点という意味で非常に稀なものです。
右に行くほどグレードが下がりますが、ブライダル用にはVS1以上が良いと推奨されています。