◯通夜料理の選び方について
通夜料理は参列者へのおもてなしとして用意することが一般的となりますが、参列者の数が多ければそれだけ費用がかかってしまいます。
一日葬や仮想の場合は、食事は省いてしまうことも多いため、費用をおさえるため、あえて通夜を行わないケースもふえています。
また、故人の好きだった料理屋などに赴いて食べるなど式場から出て食事される場合や、自分たちで食事を用意することも可能な式場もあり、さまざまなスタイルで通夜振る舞いをされるのが現状といえます。
こうした通夜料理は式場が用意するのではなく、提携する料理屋が運ぶことが多く、式場で料理屋の指定がある場合もあるので式場にしっかり確認することが重要です。
また、通夜料理は肉、魚類を用いない精進料理を食べることがしきたりとされていました。
しかし、最近ではおもてなしの一環として、寿司や揚げ物などを用意することも増えてきました。
ですから、特に故人や喪主の方に強いこだわりがなければ、参列者に喜ばれるメニューを用意するとよいでしょう。
通夜料理を手配しない場合は、お返しの品のグレードをあげるなどおもてなしに対する費用は可能な限り抑えないことが重要です。