◯生前にお墓を選ぶことの良さとは
超高齢化が進んでいる日本。
終活やエンディングノートといった言葉も定着しはじめ、今後高齢大国として成熟していく機運が感じられますね。
老後をどう生きるか、死後残された者に迷惑をかけない為に何をしておくべきか。
そういったことに対し、これまでを振り返りながら考えることはとても意義のあるものです。
生前にお墓を選ぶことも終活でよく検討されています。
死後は遺族に相続税がかかりますが、その対象となるのは現金・預貯金・土地・不動産・貴金属といった、換金評価が可能なもの全てです。
しかし日常的に礼拝をしており、神や祖先を敬うためのものであるため、仏壇や仏具、お墓などのものは相続税の対象にはならないと定められています。
つまり、相続税の対象となる財産の中から費用を捻出する必要がなくなり、結果として相続税の負担が減ることになります。
またお墓の購入費を抑え、かつ故人の希望通りのお墓を選べるというメリットも生じるのです。
故人の死後の場合ですと、個人に申し訳ない気持ちも生じ、抑えるべきポイントもそのまま受け入れ必要以上に高額の出費になってしまう恐れもありますよね。
墓地の場所も出来るなら、故人の遺志を尊重したいものでえす。