法要の種類1 忌日法要(きにちほうよう)とは?
法要とは故人を偲び、冥福を祈り供養をする仏教の儀式です。
初七日から三十三回忌まで17の法要があります。
法要の種類は大きく、忌日法要(きにちほうよう)、年忌法要(ねんきほうよう)、月忌法要(がっきほうよう)の3つに分かれます。
今回は忌日法要(きにちほうよう)についてまとめてみます。
忌日法要(きにちほうよう)とは日数単位で行う法要をいいます。
仏教の世界では死後に閻魔大王をはじめとする十王から、生前の裁きを受けると考えられていて、この裁きを受けるのが7日ごとに7回あり、合計で49日かかります。この裁きの日に合わせて遺族は法要を行ない、故人が成仏できるように祈ります。
この49日間を中有 (ちゅうう) または 中陰 (ちゅういん)と呼びます。
四十九日までを「忌中」といい、一周忌までを「喪中」といい、この期間は慶事を控えるのが一般的です。
四十九日は「満中陰」といわれ、法要において最も重要な日になっています。
四十九日の法要は、親戚をはじめ故人と縁の深かった人を招いて営むのが一般的です。
また、香典返しは、四十九日を過ぎた後、つまり「忌が明けて」から贈ります。喪主が直接持参して、あいさつとともに贈るものですが、現在ではあいさつ状とともに配送するのが通例です。
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