「墓じまいとは」
近年、「墓じまい」という言葉をよく聞くようになりました。「墓じまい」とは「お墓を処分すること」の意味で使われはじめた造語で、少子高齢化などの社会情勢を背景に、マスコミが報道して、話題にしたことから「墓じまい」という言葉がひろまったようです。
墓石業者や自治体の調査では、すでに約40%のお墓が無縁墓化していおり、10年後には約60%以上のお墓は継承者不足で無縁墓になるという調査結果もあります。
子供がいない、あるいはいても跡を継いでくれない、女の子ばかりである、などの問題に直面している人が先祖代々のお墓に入れば、その後には参ってくれる人がいないということになってしまいます。
墓じまいとは、お墓を片づけて更地にし、お寺や墓地の管理者に敷地を返すことを指します。お墓には遺骨が安置されていますから、一番の問題は『遺骨をどこに引っ越しさせるか』です。
遺骨の納められたお墓は、遺された人々の心のより所でもあります。墓じまいとは、遺骨とともに遺された人々の想いを別の場所へ移す作業ともいえます。
自分の代で終わることをお詫びするとともに、感謝の気持ちを込めてお墓の片づけをさせて頂くことが「墓じまい」なのです。
お墓や故人、家族を大切に思う人ほど、「墓じまい」を考える方が多いようです。「墓じまい」は、費用もかかりいろいろな手続きも必要ですから、十分な準備や話し合いをしながら進めるのが大切です。
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