デジタルサイネージで故人をしのぶお墓参り
世の中なんでもデジタル化の時代。お墓参りも例外ではありません。お参りする際、デジタルサイネージに家系図や故人の映像が流れる納骨堂を取り上げます。
近年、新しいお墓の形として人気を集めているのが屋内納骨堂です。
もともと納骨堂とは寺院で一時的に遺骨を預かる施設のことでした。しかし、2000年頃から都市部で新しい形の納骨堂が登場しました。ビルの中に遺骨の収納棚と参拝用のブース、そして収納棚と参拝用ブースの間で遺骨を運ぶ自動コンベアを組み合わせた施設です。
こうした新しい屋内納骨堂は交通の便のよい都市部にあって、いつでも気軽に行けること、建物内にあるので季節や天候を気にする必要がないこと、一般的な墓苑のお墓のように親族が清掃などをしなくていいこと、などから時代に合ったお墓の形として人気が高まっています。
さらにこうした屋内納骨堂には新しいサービスが付け加えられています。そのひとつがデジタルサイネージを利用し家族の歴史を感じられる「家系樹」というサービスです。
手掛けているのはJASDAQ上場の株式会社ニチリョク。2022年4月から自社が販売する都内の屋内納骨堂で参拝ブースにディスプレイを設置し、家族にまつわる様々なコンテンツが表示できるようにしています。
具体的に表示されるコンテンツとしては下記のようなものがあります。
・家系図
・我が家の思い出(写真・ビデオ)
・直系・墓碑
・自分史(故人の写真・ビデオを記録し表示)
・母系家系図
・家族史(家系に纏わるエピソード・伝説を表示)
・タイムメッセージ(開封日指定メッセージを表示する機能)
・お参り履歴
これからの時代、お墓参りの形も時代に合わせて変化していくのは当然のことなのでしょう。
https://www.nichiryoku.co.jp/business/grave/family-tree/
我が家の思い出(思い出の写真・ビデオを表示)
直系・墓碑(戒名や俗名の他、没年月日や略歴などを表示)
自分史(故人のひととなり、写真やビデオを記録し表示)
お墓参り履歴(お墓参りに来られた日付を表示。名前やメッセージを残すことも可能)
ご遺骨、遺灰からつくるメモリアルダイヤモンドについて
くわしくはライフジェムジャパンのホームページをぜひ、ご覧ください。