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ダイヤモンドの最新トレンド(3) 存在感を増す合成ダイヤモンド

2025年3月21日

いま、世の中が目まぐるしく変化しています。それはダイヤモンドについても同じです。ダイヤモンドを巡る最新トレンドを取り上げます。今回は存在感を増す合成ダイヤモンドについてです。

 

 

地球の奥深くで何億年、何十億年という時間をかけて生まれた天然ダイヤモンドに対し、合成ダイヤモンドとは人間が創り出したダイヤモンドです。欧米では「Lab grown diamond(ラボグロウン・ダイヤモンド)」、すなわちラボ(研究室)で育ったダイヤモンドとも呼ばれます。

 

合成ダイヤモンドが初めて登場したのはいまから半世紀ほど前、1970年のことです。アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)社が炭素を高温高圧で圧縮し、ダイヤモンドの結晶をつくることに成功しました。

当初は非常に小さな結晶しかつくれず、主に工業用として利用されましたが、様々な研究開発が進み、いまでは数カラットの大きさの宝飾用ダイヤモンドをつくることも可能になっています。

 

合成ダイヤモンドは人工的につくられるとはいえ、結晶構造や煌めきなどの見た目は天然ダイヤモンドと全く同じ。専用の装置を使わないと、ぱっと見ただけで違いを見分けるのは難しいとされます。

そうしたこともあり近年では、価格が手頃な合成ダイヤモンドが多くの消費者に受け入れられるようになっています。

例えば、ジュエリー専門の調査会社であるTenorisによれば、アメリカでは20236月に人工ダイヤモンドの消費がダイヤモンド全体の需要の50%を上回ったとされます。

あるいは、大手調査会社のBrainy Insights社によると、合成ダイヤモンドの市場規模は2024年の108億ドルから2032年までにはほぼ倍の206億ドルに達すると予測しています。

https://www.tenoris.bi/consumers-show-growing-appetite-for-larger-lab-grown-diamonds/

こうした流れの背景に「紛争ダイヤモンド」の問題があります。

アフリカの一部の国で産出される天然ダイヤモンドにおいては、内戦などの資金源になっている現状や、児童労働問題が指摘されており、環境意識や倫理観の高い消費者にとって合成ダイヤモンドへのニーズが高まっていると言われております。

欧米のセレブたちの中にも、公の場で合成ダイヤモンドを身につけることで「紛争ダイヤモンド」の問題に対するメッセージを発信しているケースがあります。

 

こうした現状から天然ダイヤモンドについても、原産地から研磨、鑑定に至るまでのトレーサビリティ(追跡可能性)と透明性の確保などに力を入れています。

合成ダイヤモンドの存在感は増していますが、資産価値の点では、天然ダイヤモンドには劣るため、いずれは合成ダイヤモンドのブームは落ち着き、天然ダイヤへの回帰が進むとの見方もあります。

 

ライフジェムのメモリアルダイヤモンドはご遺骨由来の炭素からつくられた合成ダイヤモンドです。大切な故人のご遺骨からつくる唯一無二のダイヤモンドは、大切な思い出を永遠の輝きに変えた、たった一つの特別な存在となることでしょう。

 

ご遺骨、遺灰からつくるメモリアルダイヤモンドについて

くわしくはライフジェムジャパンのホームページをぜひ、ご覧ください。

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