散骨って何?
散骨とは、海や山へ遺灰を撒くことによって
故人を自然に還す送葬方法のことで、
「自然葬」と呼ばれるものの一つです。
散骨や自然葬を行う際によく問題となるのが、
刑法190条の遺骨遺棄罪や、
墓地埋葬に関する法律4条の墓地以外の埋葬、
火葬場以外の火葬の禁止、とのかねあいですが、
平成3年に東京の市民団体が神奈川県沖で行った散骨について、
法務省は、死者を弔う祭祀として、
国民感情に配慮しつつ節度をもって行われる限り
散骨は違法ではない、との見解を示しました。
そのため、
「国民感情に配慮しつつ節度をもって」散骨を行うために、
ご遺骨を法律上2ミリ以下に砕かなければならない、
と定められているわけではなくても、
人の骨とはわからない程度に細かく砕く、
などの配慮は必要になってきます。
ちなみに、実際に散骨を行う場合、
遺族自身でご遺骨を細かく砕くのは、
感情的にも技術的にも困難なので、
葬儀社や散骨専門業者にして粉砕してもらう場合がほとんどのようです。
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