葬儀参列時にやってはいけないこととは?
親しい方の葬儀では、
とてもつらく悲しく別れがたい想いになります。
親族の方はなおつらく、さみしいお心もちのことでしょう。
最期はとても清らかな心で送りだしてあげたいと願われていると思います。
そのようなときに葬儀のマナーをあやまると
親族の方に大変失礼なことになりますので、
マナーを知ったうえで、大切な別れを迎えたいものです。
葬儀参列時にやってはいけないことのひとつに、
御香典に新札を包むことがあります。
新札は、わざわざあらかじめ用意していたように思われ、
死を予見していたとみなされるため避けましょう。
どうしても新札しかないときには、折り目を付けてから包むと良いでしょう。
また、キリスト教のお葬式で
「ご愁傷様です」「心よりお悔やみ申し上げます」とは言わず
「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」といいます。
通夜の振る舞いへ促されたらできるだけ断らないほうがよいでしょう。
故人への供養の意味もありますのでお箸をつけるだけでも良いので、
故人のことを思いながらいただきましょう。
ご遺族との長話は他の弔問客にも配慮して、
できるだけ短めに切り上げると良いでしょう。